1964-06-09 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第56号
これは、炭材のうち製炭に最も適当な太さのものを切って、細い木を残し、あるいはまた、優良樹種を大切に残して、不良なものを切り倒すというような方法をするわけですが、かようにいたしますと、だんだん優良樹の山となってまいります。さらに、皆伐いたしますと二十年以上もかからなければ、次の製炭はできないのでありますが、この方法によりますと、八、九年ないし十年ぐらいで、また製炭ができるようになります。
これは、炭材のうち製炭に最も適当な太さのものを切って、細い木を残し、あるいはまた、優良樹種を大切に残して、不良なものを切り倒すというような方法をするわけですが、かようにいたしますと、だんだん優良樹の山となってまいります。さらに、皆伐いたしますと二十年以上もかからなければ、次の製炭はできないのでありますが、この方法によりますと、八、九年ないし十年ぐらいで、また製炭ができるようになります。
それから、最近の木炭の価格の高騰傾向と申しまするか、そういうものが、炭材価格の値上りというものを背景にいたしまして非常に強力で根強いものだと、こういう御主張も確かにあるわけでありまして、こういったように、木炭価格の高まりに伴いまして炭材価格というものも確かに上っては参っておりまするけれども、この炭材価格の上り方というものは、決してこれらと均衡した以上のものでは絶対ございません。
それから、逐次製炭業者等が炭材の取得に困難を感じつつあるというような現状についての御質問だと思うのでございますか、何といたしましても、伐採の対象地域が次第に奥地に移行して参るということによりまして、製炭業者それ自体の苦痛もそれ相応に加わって参るという現状にありますことは、いなめない事実であろうかと思うのであります。
○政府委員(石谷憲男君) 国有林の場合におきましても、特に自家用の薪材あるいは稼業用の炭材、こういうものが山間地帯の部落の経済生活の上に必須のものであるというような考え方をいたしまして、地元部落に対しましては、それぞれ従来の慣行等も尊重いたしまして、毎年一定量のものを売り払って参るという森林の扱いをいたしておるわけでございます。
それから相当大量な薪炭林の供給をいたしておるのだからして、何か薪炭林価格体系についての特別な対策はないのかということでございますが、国有林産物の売り払いにつきましては、あくまでも時価原則で売り払うということの拘束を受けておりまして、そういうことで現実の売り払いはやっていかなければならないというふうに考えておりますことと、もう一つは、たとえば非常に炭材が上ったような場合には、量的に大量なものを国有林としては
これが私どもの考えといたしましては、補助することの国家的な損失と、これらの炭材を有効に薪炭林として処理することによつて来る利益とを考えてみますと、風倒木というようなことでなかつた場合は別ですけれども、この場合については、むしろ積極的な補助によつて原木の価値が高まつて来る、こういう意味において補助以上のプラスがあるんじやないか、こういうことなんです。
以上申し上げましたところが一応私たちのおもな推進目標になるわけでございますが、数字はここにございますように、今申しました新炭材におきまして五千六百六十万石、従いまして用材と合せまして九千二百五十三万石というものがここで節約できるという一応の結論を持つておるわけでございます。
○説明員(柴田栄君) これは自家用の場合以外の場合のほうが主体となつておりまするので、河川用ということになるので労力換金という考えが相当主体になりまするので、必ずしも一戸当り幾らというふうには考えておりませんので、その地方に製炭材の、薪炭の払下によつて事業を、現金収入の途を考えて頂くという策の一つと、そのほかに事業として現金収入を得て頂く。
○森田豊壽君 ちよつと伺いたいのですが、冷害以外の災害地に対しまする薪炭、炭材でなくて用材といたしまして、そういうもので以て特別に払下げるというような措置はありませんですか。又延納は、そういう場合において延納制度を適用するお考えはありませんか、その点を一つ伺いたい。
請願(渡邊 良夫君紹介)(第七号) 八 栃木県の冷害対策確立に関する請願(黒澤 幸一君紹介)(第一〇号) 九 群馬県の冷害対策確立に関する請願(五十 嵐吉藏君紹介)(第一一号) 一〇 岩手県のいもち病対策確立に関する請願( 鈴木善幸君紹介)(第一三号) 一一 岩手県の冷害地救済対策確立に関する請願 (鈴木善幸君紹介)(第一四号) 一二 堺田部落被害農家に大柴山地内炭材払下
そういう点から考えますと、木炭というものは、単にあれだけの炭材をあれだけの炭にして、そうして家庭においてぼかぼか燃やしてしまうということは、私どもの考えからしますと、これほど国家資源をむだに使つているものは珍しいと考えておる。そういう点から、ぜひとも木炭を大切に扱つていただきたいと思うのであります。こういう点について何かお考えになつたことがありますかどうか、これもひとつ簡単に伺いたい。
第六号) 新潟県の冷害対策確立に関する請願(渡邊良夫 君紹介)(第七号) 栃木県の冷害対策確立に関する請願(黒澤幸一 君紹介)(第一〇号) 群馬県の冷害対策確立に関する請願(五十嵐吉 藏君紹介)(第一一号) 岩手県のいもち病対策確立に関する請願(鈴木 善幸君紹介)(第一三号) 岩手県の冷害地救済対策確立に関する請願(鈴 木善幸君紹介)(第一四号) 堺田部落被害農家に大柴山地内炭材払下
それをこちらの方に冷害対策として、堺田の四十五戸部落はもうすぐに雪が来ますから、製炭材がないというので、村会の決議で先ほど陳情書を差上げました。
それから山林関係におきましては、南京はぜという木がありますが、これは炭材としても非常にいいし、毎年油が出る。非常に有利な作物でありますので、こういうものを数十万本配るというような仕事をやつております。
然るに入曽權はだめである、あるいは炭燒のもちます二十町歩というものはなるほど厖大のように見えますが、もしかりに炭材地をもつたとしますならば、これはそこの農業經營における一つの重要なる生計の基本になるのでありまして、こういうものをなしとしますならば、これは大變なことになると思うのであります。
併し今日の燃料その他の關係から、止むを得ず政府は非常手段を以て新炭材を伐つておりますが、これは電力、ガス等の燃料の供給が確保されて參りますと、そんなに伐らなくてもよくなつて參りますが、又逆に申しますと、電力を豐富に供給するためには、山を確保しなければならんといす、こういう關係がありまして、そういう關係で、政府といたしましては、今御意見の通りに、どうしてもこの山を守らなければ、毎年かくの如き大きな被害